虎の穴。

将棋ファンなら誰もが知る、 日本将棋連盟の奨励会。

若手プロ棋士を養成する、将棋界の“虎の穴”です。

 

なかでも、26歳までの年齢の縛りがある三段リーグは

その制限が、悲喜こもごものドラマを生みます。

張りつめた空気のなかでおこなうリーグ戦の、熾烈なこと。

映画「聖の青春」、「三月のライオン」でも何度もシーンに

出てきました。

 

リーグ戦は、棋力を引きあげます。

わが将クラでも、今年1月から将クラリーグ戦を始めました。子どもたちをA、B、C、の3リーグに分け、教室のある日はその中で対局する。

戦歴を3か月にいちど、まとめる。

成績を数字にする。表する。表彰する。

 

この効果は大きかった。

〇対局数がふえ〇競いがめばえ〇将棋キッズの連帯感が生まれる。

勝ち数の発表をたのしみにまつ子もいて、なにより全体の棋力が

あがりました。

 

これまでは、子どもの人数や棋力が伴わなかったのですが、

2016年にスタートした3年目の将クラで実現したリーグ戦です。

これからも、創意工夫こらしながら、子どもたちと

将棋をたのしみ、競いたいと思います。        (天童キッド)