「マラソンを走ろうと決めたとき、
あなたはすでに人生の勝利者だ」
ニューヨークシティマラソンのスローガンは、
市民ランナーの背中を押します。
人生まえむき、まえのめり。それがニューヨーカーです。
東京2020にむけ、マラソンが加速しています。
世界はサブ2が目前です(2時間切り!)。
日本のマラソン記録も、設楽くん、大迫くん、ふたりの若いランナーによって、今季は、16年ぶり、2回も更新されました。
賞金1億円。日本の実業団団体のニンジン作戦も、効きました。
でも、それだけではありません。
走りこみワンパターンだったトレーニング法も、急速に変わりました。
シューズも、走法の変化により、薄底から厚底へ。
反発力を高めるため、なんとカーボン入ってます。
学生駅伝を勝ち続けている、青学大の、自由で、個人を活かす
「青トレ」も、市民ランナーたちが共有できるものになっています。
長いこと、マラソン走ってないな。また、走ろうか…
コツコツと、まじめに、科学的に。
将棋界の若いプロ棋士たちのように。 (天童キッド)