日本人スイマーの池江璃花子さんがMVPにかがやき、
ジャカルタ・アジア大会が終わりました。
アジアのきずなを取りもどそうと第二次大戦後に始まったこの大会。
各国の伝統競技がときどき採用されていて、かつては囲碁やチェスも
ありました。今回はインドネシアで人気の頭脳スポーツ、
トランプのブリッジ。日本からは福岡県の50代ご夫婦らが
出場されました(最高齢はフィリピン代表の85歳!)。
そして、公開競技となった、話題のeスポーツ。
ただのゲームやん、次代のスポーツとみてええんちゃう、と多々議論の
あるところですが、2022年中国・杭州大会では正式種目となります。
さて将棋はどうでしょう。杭州の次のアジア大会は、名古屋です。
そう、ソウタ君の地元。世界的に、そしてアジアでも、競技人口はまだ
少ないのですが、日本を代表する頭脳スポーツ“SHOGI”が
さらに広がることを期待します。
ブリッジの選手が、陸上の桐生選手や水泳の荻野選手に、
チームジャパンとして気軽に声をかけてもらったと喜んでいました。
藤井ソウタ君と池江リカコ君が、おなじジャパンのユニフォームで
選手村を歩いていく。棋士にとっても、世界がひろがる、
新鮮な風景ではありませんか。 (天童キッド)