ソウタ君の通った教室。

藤井聡太七段が、5歳の子どものころ通った

愛知県瀬戸市の「ふみもと子供将棋教室」。

すっかり有名になりましたが、その「教室訓」をみてみました。

 

◎みんなで強くなろう。

◎弱い者をなめるな。

◎強い者にひるむな。

◎自分にきびしくしよう。

◎弱い手より強い手を指そう。

  …などなど、子どもらを励ますことばが並びますが、

 注目したのは、

 

◎どんなちびっ子でも真剣になれる。

 

子どもが集中できる時間はかぎりがあります。けれど、

本人が自発的に、真剣になり、集中している時間を、

引きだし、ながく継続してあげることこそ、教える側の「肝」。

この言葉は、そこをとらえていると理解しました。

 

スポーツでいう「ゾーン」に入れる環境。

モンテッソーリ教育でいう「敏感期」に通じるものがあると思います。

 

私語厳禁、緊張感ただよう将棋教室がある中、

わが将クラは、ワイワイとずいぶんワイルド(^^)/

ですが、ひとりひとりの子どもによりそい、

彼ら彼女らの育ちを応援したい思いは、不変です。  (天童キッド)