タテカン。

フェイクニュースだ、炎上だと、ネットで物騒な話があふれる中。

おもわず、笑ってしまった。

賛否まっぷたつ、京大のタテカン問題(立て看板撤去問題)。

 

市は景観面、安全面、市の条例をタテに、

京都大学名物のタテカンを撤去しようとしています。

 

ほな、タレマクならええんやろ。

京大の先生・学生ら有志の会の対抗手段が、タレマク(垂れ幕)。

「大学で起きていることを市民に伝えるタテカンをなくすと、大学の創造性を失うことになりかねない」と抗議の意を示しました。

 

この攻防、どこか牧歌的で、ニヤリとします。当事者は真剣でしょうが。

 

学生さんのやることに、京都は昔からおおらかでした。

そもそも自由な校風がウリの京大の内の問題、

行政が口だしちゃアカンやろ、と考えます。

「市に言われたら何もしないわけにはいかない」と山極“ゴリラ”総長まで、行政側についちゃいました、イマ風の忖度か、やれやれ(>_<)

 

吉田寮や百万遍のタテカンを見ながら育った身には、

なくなるのは、郷愁をさそう。

京大のタテカンは、京都の風情のひとつだと思うのですが

いかが?                      (天童キッド)