公務員ランナー。
先日ボストンマラソンを制した川内優輝(ユウキ)選手は
そう呼ばれています。
埼玉県庁に在職していて、エリート選手の大会に出るだけでなく、
市民マラソンにも進んで参加します。日常生活の中で、通勤ランもふくめ
マラソン練習の距離と時間を確保するためです。
走った距離はうらぎらない。マラソンは月間走行距離が記録に反映する
スポーツ。実業団チームのエリートランナーと伍して戦うため、
彼の日々がんばる姿が市民ランナーから愛されてきた理由です。
その川内選手がプロランナー宣言。
「ボストンの賞金で3,4年は活動できる」と決断しました。
安定志向の典型のような公職から、一転、新天地へ走り出す。
「死ぬときに後悔したくない」強い気持ちをもち、
一歩ふみだした。
国内をみても国外をみても、きびしい戦いになるのは
わかっている。でも、悔いを残したくない、意志をつらぬきたい。
そのユウキある判断は、正しい。応援したいと思います。
志あるもの、決められた道より、荒野をめざしてほしい。
がんばれ、ユウキ! (天童キッド)