将棋か、囲碁か。

子どもの知育にいいのは、どっち?

少しまえ、メディアでそんな話題がでてました。

先日も将太郎サンや孝太郎サン(青森出身の強豪新人!)とこの話に。

 

将棋は戦争、囲碁は経済と言われます。

 

王を追いつめ仕とめる将棋は、0か100かのゼロサムゲーム。

負けるとダメージ大きく、勝った時のすっきり感が次に向かわせる。

対して囲碁は、自陣(資産)をじわじわ広げ、6040など盤上(市場)の占有率で決着するゲーム。負けても実績が残り、くやしさもゆるやか。おとなの経済人に囲碁ファンは多い。

 

王を取るための論理的思考が身につく将棋。

石を自由におけて大局観をやしなう囲碁。

ともに子どもたちの育ちを支えてくれるでしょう。

 

大事なことは、スマホやパソコンのゲームとちがい、なま身の人と接し、盤上で対面し、対話できること。負けるにせよ勝つにせよ、

礼儀や作法のたいせつさを学ぶことだと考えます。

あらら、説教調になってしまった、失礼。

 

さて、きょうは名人戦第2局。天彦名人のまきかえし、なるか?

                          (天童キッド)