収穫ゼロ、むしろマイナス。
ベルギーでの2試合は、つみあげたチームをつみき崩しするような
遠征になりました。
ハリルホジッチは、本戦までのピーキングを考え、
わざと危機感をあおるショック療法をしているのか、そんなゲス勘すら…
・マリ戦(1-1引分け)
個人でやられた。とハセベが話していたが、大学生のような若いチームに走られフィジカルで負け、初先発の右SB宇賀神はかわいそなぐらい機能しなかった(PKも与えたし)。
・ウクライナ戦(1-2負け)
チーム力で劣った。シャフタールドネツク主体のウクライナは組織が整備され戦術があり、そのうえに個々も強かった。ウクライナのカリスマFW、シェフチェンコ(久しぶり!)が監督していて、次のWCカタール大会への布石が打たれていた。
個人もだめ。戦術でもだめ。
ケガ人多くてチームを固められない、新しい選手も見つかったとは言いがたい。マイナス面が目につきますが、前をむき、アジアを勝ちぬいたオーストラリア戦あたりのチーム力まで戻してほしい。ハセベという名キャプテンがいるので、選手間で話し合いを密にし、たて直してほしいと思います。
ハリルJへの心配は、不安に変わり、不満がたちあがる。
ベルギー強化遠征後の記者会見。
「監督交代は?」の声も記者から。ま、いつものことですが。
外国人監督起用の是非、も協会のお決まり課題です。
次は5月中旬、代表候補招集。
5月30日ガーナ戦。翌日、ロシアで闘うW杯戦士23人が決まります。
(天童キッド)