攻撃陣がいて、守備陣がいる。そして戦略・戦術がある。
サッカーと将棋は、似ています。
チーム力が上むかない、サッカー日本代表が心配です。
今週から、遠征先のベルギーでマリとウクライナ相手に、2つの強化試合をします。
選手が固定できない。中心がない。大駒(香川、本田)がケガや不調で、フィットしていない。ケイスケは復調してるようですが。
最終メンバーは「3週間前に決める」と監督は言いますが、そのハリルホジッチに戦略・戦術が感じられない。
大づかみで言えば、ポゼション優先の反省からリアクションサッカーに変えたハリルジャパン。デュエルで勝って(これ個人能力、戦術ではない)、トップの大迫にあずけ、落しを狙う。タテにはやい、タテぽんサッカー。ドイツ代表の、組織的なゲーゲンプレスや速く巧いタレントが裏をとるサイド攻撃をみていると、戦術の不徹底は否めません…ま、世界一とは比べられませんが。
オフェンスは才能ですが、ディフェンスは学習です。
3枚のボランチを固定し、連携(長谷部・蛍・井手口)を高めたい。
今回、井手口も吉田マヤ(ケガ?)も、守備の要は参加していない。
本大会まで、少なくとも守備陣を固め、学習し、錬度をあげてほしいと願います。
6月のWCロシア大会まで3か月弱。
初戦コロンビアを分け(1)、セネガルに勝(3)、勝ち点4をもってポーランド戦にのぞめれば予選通過の目はありますが、正直、3タテをくらう目も…う~ん、心配です。 (天童キッド)