千日手のあと、先後入れかえて、指しなおし。
先週8日、王将戦公式戦ではじめて、ソウタ6段と師匠の杉本7段が対局。結果はご存じ、ソウタ君が師匠に勝ち、メディアでは“ソウタの恩返し”と伝えました。
ソウタ君の小学生のころから、盤をはさんでたくさん会話し、多くを共有してきた師弟関係。感慨もひとしおだったのでしょう。対局後、師匠杉本7段の目がうるんでいたのに、こちらも少しうるっとなった。(歳とるとなみだもろい、これホントです)。
泪の意味。くやしさもあったのでしょうが、うれしさが優ってたと思います。「藤井と出会えて幸せです」師匠の言葉が物語っていました。
(歳とると、これもホント)若い人から学ぶことや刺激をもらうことのほうが、多い。将クラでも子どもたちと、教え教えられる関係でいたいと思っています。
ソウタ君の王将戦、次の対局は15日、三枚堂達也6段。
うーん、対戦うんぬんよりこのなまえ、三枚堂達也に、
びっくりしてます。囲碁の一力遼も、劇画級ですが。(天童キッド)