百花繚乱、子ども将棋。

 

ひとりひとりの努力が、実をむすび、花を咲かせてほしい。

 

冬季五輪の日本のキャプテン、小平選手があげたテーマが「百花繚乱」でした。(今週開幕の平昌パラを前に、またまた五輪ネタ)

 

 

子ども将棋も、今季まさに花盛り。

 

ヒフミン人気、羽生永世の国民栄誉賞、ソウタ君の快進撃…ひとつひとつをメディアがとりあげ、盛りあげていく。世の耳目が将棋に向かい、各地で子ども将棋大会が開かれています。

 

大会参加は、子どもが強くなる方法のひとつ。教室での対局や詰将棋にない、大会での真剣さや緊張感が、子どもをひとまわり成長させます。とくに「負けること」。勝ちも努力の成果ですが、負けは、強くなるための多くの「実」を与えてくれる。ひとしきり泣いたあと、くやしさのバネが、強くなりたい気持ちを高めてくれます。それに子どもって、立ち直りはやいしね。おとなほど、あれこれ迷わず、時間がかからない。

 

B級降級が決まった渡辺明棋王。試練がつづくなか、「…この負けっぷりが一過性なのか、はっきり力が落ち始めてるのか(中略)こんな時、将棋にもコーチがいれば、と思いますが…」とブログに書いてます。ここは、ほんと、きびしい世界。フットサル部・渡辺さん、Aリーグじゃなくて、A級復帰ぜひ待ってます。

 

 

 

将クラキッズのみなさん、今季は多くの大会参加を願ってます!

(天童キッド)