
金メダルをとった小平奈緒選手が、レース直後、ライバルであり友である韓国の選手を気づかうシーンに寄せて、朝日新聞がコラムを書いていた。
…ライバルの語源はラテン語の「川」にあり「対岸に住み同じ川を利用する2人」を指した。水をめぐる争いがあるためという…(朝日NP/天声人語)。
将棋界にライバルは多い。古くは大山康晴と升田幸三、近くなら映画「聖の青春」になった、永世7冠・羽生善治と夭折の俊才・村山聖(さとし)。映画では、場末の食堂シーンが印象にのこった。
はじめて羽生と語り合う時をえて、ビール片手に村山が朴訥に語る。
「羽生さんとなら、どこまでも深く、ふたりで入っていけると思う」。
ライバルの関係を、よく伝える、こころ動くシーンだった。
…競い合い、励まし合い、尊敬し合える友達がいる。そうありたいと願うのは、もちろん競技の世界に限らない。
天声人語氏は、そう結んでいた。いい話👍!(天童キッド)
(写真)将クラのなかよしライバル、フウトくんとコハクくん。
将太郎先生と2面指し。